数量・比・基礎★★★
問題
次のそれぞれの式の①の値を求めなさい。
(1) ③+120=⑤+ 20
(2) ⑤-20=①+100
(3) (③-600):(①+300)=2:1
ミスターN
マルイチ算は、「方程式」の算数バージョンです。 算数では比に をつけることで、数値と区別して扱います。 2 は数学でいうと、 2x ということです。今回は文字1つなので、 のみで 表していますが、 x 、 y のように2つの文字を表すときは、 と のように 2つの記号で区別します。
まずはこう解け!
確認しておこう! 外項の積、内項の積とは…
A:B=C:Dのとき、外側どうしの掛け算A×Dを外項の積、B×Cを内項の積とよび、A×D(外項の積)=B×C(内項の積)が成り立つ。
解答
(1) ③+120=⑤+ 20
「=」の右側と左の差を考えると、右辺の方が
⑤-③=②大きく、左辺の方が 100 大きい。
差が等しければ、式も等しいので、
②=100
①=50
答え ①=50
(2) ⑤-20=①+100
右辺と左辺の差がわかりづらいときは、線分図を書く!
に注目すると⑤-①=100-20
④=80
①=20
答え ①=20
(3) (③-600):(①+300)=2:1
外項の積と内項の積を計算すると、
1×(③-600)=2×(①+300)
③×1-600×1=①×2+300×2
③-600=②+600
線分図を書いてみる。
に注目すると、③-②=600+600
①=1200
答え ①=1200
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