入試のプレッシャーに負けない自信。明確な根拠のある自信。それを得るためにはひたすら勉強するしかない。

合同な直角三角形を2つ重ねた図形

スポンサーリンク

平面・相似・応用★

問題 

下の図は合同な直角三角形を2つ重ねた図形です。三角形EBFの面積を求めなさい。

●問題文●

ミスターN
ミスターN

すぐに解けそうな問題ですが、一度、ハマるとなかなか解けない問題です。三角形の相似を意識して解けるかどうかです。

まずはこう解け!

Step1 長さのわかる相似形を作る!

Step2 面積を求めるのに必要な辺の長さを計算する!

解答

(\(B\)を通り\(EC\)に垂直な線を引き、\(ED\)との交点を\(G\)とする。)
三角形\(EBG\)と三角形\(ECD\)の相似より、
\(GB=3×\displaystyle \frac{ 4 }{ 4+3 } =1 \displaystyle \frac{ 7 }{ 5 }\)
次に、三角形\(FGB\)と三角形\(FDA\)の相似形に注目すると、
\( GF:FD=GB:DA=1 \displaystyle \frac{ 7 }{ 5 } :4=3:7\)
三角形\(ABF\)の面積を求めるために、\(F\)から\(BC\)に垂直な線を引く。
ここで\(GF:FD=3:7\)より、\(BH:HC=3:7\)で、\(BC=3cm\)なので、
\( BH=3×3\displaystyle \frac{ 3 }{ 3+7 } =0.9cm\) \(\qquad EH=4+0.9=4.9 cm\)
三角形\(EHF\)と三角形\(ECD\)の相似より、
\(FH=3×4.94+3 =2.1cm\)
よって三角形\(EBG=4×2.1÷2=4.2cm^2\)

答え  \(4.2cm^2\)

コメント

タイトルとURLをコピーしました