受験生のノートづくりがきれいになったら要注意

受験生を含めて塾通いをしている生徒のノートがやたらときれいになることがあります。親からすれば、「きれいなノート作れるようになって、えらいね。」と思うかも知れませんが、これは成績が下がる前触れです。

現状としてはきれいなノートを作ることで勉強時間をつぶしているのです。「理解 < ノートづくり」になってはいけません。

かと言って頭ごなしに否定しても勉強へのモチベーションがだだ下がりする可能性があるので、こういうときは「きれいなノート」と「見やすいノート・効率的なノート」の違いをしっかり伝えてあげましょう。

子どもたちにとって何が正しいのか、何が間違いなのかは、周囲の大人に褒められるか叱られるかに委ねられます。「最近ノートきれいだね」と褒めたままだと、それが目的になってしまうことがあるので注意です。