自責と反省・・・
以前書いたかも知れませんが、よく感じるので念のため。
よく生徒とのやりとりをしているときに、『どこがわからないの?』と問いかけるときがあります。理想を言えば先生が全部察すればいいのかもですが、残念ながら私たちはそこまでの域に達していません。
だから解決のために、『どこがわからないの?』と聞いているのですが、それが責めているように受け止められることがあります。そうなると生徒は言い訳を始めます。聞いてもいないのに。
私たちとしては『ここがわからない。』『計算しても同じ答えにしかならない。』『そもそもよくわからない』・・・ただ素直にそう答えてもらった方がとてもやりやすいのですが、中学生になると素直に返ってこないことが多い・・・。
勉強において『反省する』ことは必要ですが、別に自分を責める必要はありません。間違えたことに対してはドンマイです。けど、なぜ間違えたのかは追及してほしい・・・ただそれだけです。
日本の教育を考えてときに、自責の念を背負わせるような教育が多いと感じるのは私だけでしょうか。中学生や高校生がもっとのびのびと自分の可能性を信じてがんばれる世の中になったら良いと思います。