やる気があるの、ないの?

受験生を見ていると、「やる気あるの?」と感じることがあります。これは塾の先生でも親でも同じではないでしょうか。で、ここで考えたいのは、「やる気があるの、ないの?」と考えている自分にも問題があると思うわけです。

そもそもやる気は0か1、true or falseの2択ではないはずで、幅があるはずです。日本では100までで表すことが多いので便宜上、やる気を0~100で表すことにしましょう。

受験生である自分の子どものやる気がいくつであれば「やる気がある」と判断できるのでしょう?
おそらく、多くの親は100に近い状態でない限り「やる気がない」と判断している気がします。

では、やる気80や90の受験生はダメなのでしょうか。「本気で!全力でやれ!」・・・その気持ちもわからなくもないですが、やる気80や90でコンスタントに勉強できていればそれもアリです。成績は上がるでしょう。

人が必死に何かに取り組んでいる姿は美しいものです。しかし、それはいろんな要素がからんで初めて生まれるもので、気持ち一つでどうにかなる問題でもありません。自分に求めるならまだしも、それを他人に求めるのは酷です。

受験生に「やる気があるの、ないの?」と問いただす前に、ちゃんと受験生を見てあげることが大切です。見ていないから0か1で判断してしまうわけです。頑張っている瞬間もあれば、当然妥協しているときもあるはずで、やる気云々を問い詰めるより、一つ一つの行動を評価してあげることが、受験生のモチベーションアップには大切です。