「やる気のない生徒」⇔「やる気のある先生」

twitterで個別指導塾を経営されている方が、

やる気のない生徒にやる気のある先生を充てると、「授業がわかりづらい」とクレームに・・・とのこと。

やる気のない生徒の本音は「答えを教えてほしい、難しいことは考えたくない」。

やる気のある先生は「解けるようにしてあげたい」。だから過程や原則を確認する・・・すると生徒はわからなく感じる、自分の思う通りの授業でない・・・家でグチる・・・親が塾に電話するという理屈。

確かにその通り。

で、悪いのは誰か。やる気のない生徒か、やる気のある先生か。

【考察1】やる気のない生徒→悪くない。勉強の必要性は理解してほしいが、勉強にやる気がでないのにも原因があるはず。

【考察2】やる気のある先生→真面目すぎるのは”悪”。その子のやる気に合わせて段階を踏むという方法があるのも確か。生徒と仲良くなってただ答えを確認している先生より数倍マシ。

で・・・正解は・・・たぶん・・・「親」

親としては、子どもの言っていたことを塾に伝えただけ、という意図なのかも知れないが、はたしてそれで良いのか。

こういうことを続けていると子どもは自分にとって都合のいい先生を好む。それだけならいいが、先生を批評し始める。まるで自分の方が偉いように・・・。それでも塾は利益のために何とかその子の機嫌を取ろうとする。子どもが気持ちよく通うなら親は金を出す。そして個別指導塾はホストクラブ化していく。

・・・こんな現状はよくある話。

で、ネクストステージの先生はこの状況をどう打破するのか。

親を説教するのか?→たいていの親は説教しても変わらない。こども以上に変わらない。

ならば、生徒のやる気を出させるだけのこと。生徒にやる気があればこんな問題は起こらない。生徒も先生も楽しくて、成績もあがってみんなハッピー。これを目指そうと思う。