教育現場・・・
本日、ふと目にした記事。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220617/k10013673181000.html
学校の先生は本当にえらいなぁ、すごいなぁと思います。
一方で、余裕のない立場の人間が教育指導にあたっていると考えると、ちょっと怖いかも、とも思います。
私も昔は大手の学習塾で、自分のことは二の次で仕事をしていましたし、半年以上連勤していたこともありました。それでも楽しいのが教育の現場です。自分ががんばった分、まわりの人がしあわせになる、それが教員、講師のだいご味です。
しかし、そんなことも続けていくとだんだん疲弊し、そして何かがうまくいかなくなったとき・・・、今までのがんばりは何だったのかと、うつな気持ちになること当然あります。
そんな生活を続けていたある日、自分のことを大切にできない人間が、他の人のことを大切にできるのか、という疑問がふと脳裏に浮かびました。
仕事してお酒飲んでタバコ吸って寝る・・・そんな毎日の繰り返しをしている人間に他の人の幸せを考える余裕があるのかということです。
今、この仕事をはじめてから私の生活もだいぶ文化的になりました。1日のサイクルも多少余裕がありますし、自分のための勉強をしたり、ダイエットをしたり・・・なんか、学生にもどったかのようなワクワクした気持ちで毎日を過ごしています。だからといって、素晴らしい教育指導ができているかというと全然だと思いますが、まぁ、ひとりの人として生徒と向き合えている自信はあります。昔は・・・ただの受験指導マシーン・・・だったような気がします。
話はそれましたが、公教育の先生方が余裕をもって仕事にのぞめる社会になってほしいな、と思います。先生自身のこともそうですが、教わる身としても、「幸せに生きている先生」と「日々を耐え忍んでいる先生」のどちらに教わりたいのか、ということではないでしょうか。