春期講習会残り1日・・・そして新学年

春期講習会も残り1日になりました。昨日は多くの生徒が参加してとても忙しかったですが、今日は少し少なめ。春休みの最後を楽しんでいるのかな?・・・天気も良いし最高ですね・・・私たちは今日も1日授業ですが・・・。

とグチをこぼしていても仕方ないので前向きなお話をします。

ネクストステージでは目標を立てることを大切にしています。私の経験上、目標をもっている人とそうでない人は結果が大きくことなります。ゴールの方向を意識せずに大きなフィールドを駆け回ってもゴールにたどり着くのは難しいものです。

大人であれば長期的(定性的)目標と短期的(定量的)目標を持ち合わせ、さらにマイルストーンごとの中間目標を数値として把握しておくべきですが、まだ小学生や中学生ですので、目の前の試験に対してはっきりとした目標をもってもらいたいと思っています。

驚く人もいるかもしれませんが、中学生のうち多くの生徒がテストの範囲を把握していません。定期試験であれば最近は、学校の先生が一覧にして配布しているので試験範囲を把握している生徒も多いですが、例えば北辰テストになるとその割合は急激に下がります。

埼玉における北辰テストはいまだその位置づけは大切なものであり、受験を決める大きなテストです。
「北辰テストは大切だよ~」と何度も言われているのに関わらず、試験範囲すら確認しないわけです。

その原因も目標を持たないことにあります。目標があれば、
北辰テストを受けよう→志望校のために偏差値をあと3ぐらいあげたい→数学の計算・小問集合であと10点、理社で5点ずつあげれば良さそう→そう言えば理社の範囲ってどこまでだっけ、
ぐらいの発想にはなるはずです。

受験生・・・それは中学3年生といえども非常に幼いものです。受験について理解できていないことも多いです。ですから、勉強の内容をすべて指示して受験を迎えさせるのも安全な手かも知れません。しかし、そのような受験しか経験していない人が、大学受験、社会人として活躍できるかは疑問です。

ネクストステージに通っていただいたからには、「自分の受験」としての自覚を持って、志望校合格のためにどれくらいの成績が必要なのか、そのためには何をすべきなのか、それぐらいは考えられる受験生に育てていきたいと思います。