2021年を振り返って
今年は定期試験の成績向上については良い結果が得られました。北辰テストについてはある程度は成績向上しているものの、まだまだ驚くべき数値ではないのが現状です。勉強が苦手な子でも偏差値50の後半、欲を言えば偏差値60ぐらいは取らせてあげたい。偏差値で50の後半あれば高校選択の幅が大きく広がるため。あとは偏差値65付近の生徒をしっかり偏差値68ぐらい取れる学力に仕上げたいところ。北辰テスト対策は坂井先生とも話をして、来年強化していきたいと思います。
ネクストステージ新河岸教室は成績の良い生徒が割と多い一方で、中学校の勉強の軌道に乗れていない生徒を救え切れていないのが課題。今年は2名の退塾者を出してしまいました。期待に応えられなかったことを本当に申し訳なく思います。「正しい努力をして結果につなげる」というのが私たちの指導方針にありますが、割と早めに結果につなげてあげないと努力が続かない、努力を信じられない、自分を信じられない、塾を信じられない・・・となりがちな気がします。私たち2人の講師は強靭な精神力の持ち主なので、目標さえあればその過程がどんなに厳しくても乗り越えられる自信がありますが、中学生を今の自分を基準に考えてはダメだな、というのが一番の反省点です。私も中学生のときは不安定で毎日のように迷い、悩み、自問自答し生きていたわけですから、そのあたりに寄り添える塾講師になれればと思います。
生徒を甘やかせるつもりはないですが、もっとコミュニケーションは取らないと、ですね。よく坂井先生や他の先生にも伝えていることですが、指導するためには「土台」が必要になります。教育用語でいうところの「レディネス」とかいうやつです。自分のことをよく知ってくれている先生に多少厳しめなことを言われてもそれを消化することはできますが、自分のことをあまり知らないような先生にとやかく言われるとただ腹が立つものです。信頼関係を築く、というと堅苦しくなってしまいますが、まずは生徒のことをよく知ることから・・・、来年はこの点を強化していきます。
・・・話が脱線しましたが、来年3月より学習システムを「勉強が得意ではない生徒でも取り組みやすく結果につながりやすいもの」にします。勉強のベースをいち早くつくりそのあとの発展的な学習にスムースにつなげていくのが目的です。NextStageはその名の通り、生徒の学力レベルに合わせて必要な学習を提供します。それは今まで通り変わってはいません。ただ、はじめのステップを小さくした、そのように理解してもらえればと思います。
なお昨年の投稿で、もう一店舗増やすことを示唆しましたが、結果としては断念。良い物件がなかったのが1つの理由・・・結構一生懸命探したんですけどね・・・。もう一つの理由は私個人の問題。いろいろ考えたあげくやっぱり今の教室が好きだ、ということです。しばらくは今の生活を続けたいと思います。
年明けはまずは入試です。大晦日も正月も関係なく勉強している受験生がいます。そうでない受験生もいますが・・・。まぁ、それはとにかく、絶対に合格させられるよう全力で指導していきます。ご期待ください。